熱中症は、近年5月から多く発生しています。 特に梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる時期には、体が暑さに慣れていないため、例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。
熱中症は気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。小さな子どもや高齢者、病気の方などは特に熱中症になりやすいため注意が必要です。暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「コロナ感染防止」を両立させましょう。
■熱中症の症状が現われたら、まずは涼しい場所へ移動
では、具体的に、熱中症になるとどのような症状が現れるのでしょうか。日本救急医学会(熱中症に関する委員会)では、熱中症の症状を、重症度によってI度からIII度までの三つに区分することを推奨しています。熱中症は急速に症状が進行し、重症化しますので、軽症の段階で早めに異常に気づき、応急処置をすることが重要です。
重症度 | 主な症状 | |
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軽症 現場での応急処置が可能 |
めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)、大量の発汗 | |
中等症 病院への搬送が必要 |
頭痛・気分の不快・吐き気・おう吐 力が入らない、体がぐったりする(熱疲労、熱疲弊) |
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重症 入院・集中治療の必要 |
意識がなくなる、けいれん、歩けない、刺激への反応がおかしい、高体温(熱射病) |
熱中症のⅠ度の症状が現れた場合の対処法は、涼しい場所での休憩 & 経口補水液を飲むと言われています。
経口補水液であるOS-1を500mL〜1000mLを目安に無理のない速さで飲みましょう。その後は、ゆっくりと飲みながら様子を見ましょう。
当店でもOS-1の取り扱いがございますので、もしもの時の為に備えましょう。
参考:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/2.html#:~:text=%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87%E3%81%AF%E3%80%81%E8%BF%91%E5%B9%B45,%E3%81%8C%E6%80%A5%E5%A2%97%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82参考:https://www.os-1.jp/dehydration_heatstroke/