からだの好調・不調を左右する自律神経

自律神経とは呼吸や消化、代謝など「私たちの意思とは関係なく生命を維持するために24時間働いている機能」を調節するシステムのこと。

日中や活動的に動いているときに優 位になる「交感神経」と、夜間やリ ラックスしているときに優位になる 「副交感神経」の2種類があります。

心身をすこやかに保つうえで、この相反する2種類の自律神経の切り替えがスムーズに行われることが大切なのですが、慢性的なストレスや、コロナ禍によるライフスタイルの変化などが要因となり、そのバランスがくずれる人が急増しています。

特に交感神経が優位なままの「過緊張」な人が目立ちます。

過緊張な状態が続くと、肩こりや頭痛、疲労感などからだの不調だけでなく、イライラや睡眠障害などを招く原因にもなります。

心がけることは、
①規則正しい生活
②バランスのよい食事
③自分なりのリラックス方法を見つける

ことです。

ただし、よかれと思って行っていることが逆に自律神経のバランスを乱している場合もあります。

日中もダラダラとリラックスしきって過ごす、やらなければとプレッシャーをかけてストレッチなどを頑張りすぎる、仕事終わりの激しいジムや夕食後に無理してウォーキングをするなどは逆効果になることもあるので、自分が心地よいと感じられる範囲でゆるく継続することが大切です。

心身に不調を感じたら、手遅れになる前に日々の生活を見直すようにしましょう。

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