日光浴びていますか?

今年は梅雨が短く、毎日暑い日が続いていますね。

美容の面ではデメリットしかないように思われがちな紫外線ですが、今回は太陽のメリットについてお話したいと思います。

★ビタミンDの生成

基本的にビタミンは体内で作ることができず、食事などから摂るしかありません。
しかし、ビタミンDは太陽の光が肌に直接当たることにより体内で生成されます。
ビタミンDは体の中でホルモンのように働き、全身の免疫力を高める作用を持っています。
また、カルシウムの吸収を助け、骨を正常に作ったり、強くて丈夫な骨に保ってくれます。
また、筋肉を維持する役割も担っています。

★セロトニンの生成

目の網膜が太陽の光を感じると、脳ではセロトニンという物質が作られます。
セロトニンは“幸せホルモン”とも呼ばれ、心の安定を保ってくれます。
また、日中に分泌されたセロトニンは夕方以降に脳内でメラトニンに作り替えられるのですが、メラトニンは“睡眠ホルモン”なので、多いほど睡眠の質が上がります。
セロトニンは日差しで分泌が促進されるので、起床後はすぐにカーテンや窓を開けるようにしましょう。

では、この暑い時期に健康的に紫外線を浴びるにはどうしたらいいのでしょうか。

春頃なら最低15~20分、夏なら10~20分が目安ですが、暑さが厳しい10~14時は避け、朝や夕方の日差しを活用しましょう。
皮膚で紫外線を感じられればいいので、手のひらなどに当てるだけでも大丈夫です。
外で日傘をさしても構いませんが、セロトニンは目で光を感じることが大事なので、顔は覆いすぎない方が良いです。

この時期は熱中症に十分注意しながら、上手に日光を活用するようにしましょう!

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